PR

2024年金鯱賞を振り返る プログノーシス連覇の裏でドゥレッツアの実力は?

競馬コラム
スポンサーリンク

2024年金鯱賞について

こんばんはとどっちです。今週は忙しくて競馬予想を掲載できませんでしたが、きっちりと重賞レースには参加していました。

3月9日の土曜日から新厩舎福永厩舎の管理馬レオノーレが初陣2着に健闘しつつもと1着の馬レディバグとハナ差決着へ、ファンからは酒井騎手に空気読めよ、といったような反応があり話題にもなりました。

そんなか競馬ファンとしては気になるレースがありました、タイトルにもなっている金鯱賞です。

金鯱賞はGⅠレースではなくGⅡレースですがどうして注目度が高かったかというと昨年の菊花賞馬ドゥレッツアがたたきとはいえ出走するからです。

今年の4歳馬は弱いと様々な競馬ファンから言われるほど心配されています。皐月賞馬ソールオリエンスは有馬記念で8着、中山記念で4着。優駿馬であり皐月賞、菊花賞2着のタスティエーラは有馬記念で6着。好走したのは日経新春杯で2着となったサヴォーナくらい。

古馬重賞レースで4歳馬が結果を出せず今後のシニア戦の展望が不安視されています。

皐月賞馬、優駿馬が敗れ残ったのが菊花賞馬であるドゥレッツア、この馬が古馬戦で勝てなければいよいよ今年の4歳世代はマズいぞとなってしまいました。

そんなドゥレッツアは金鯱賞でどのような走りになったのでしょうか。

とどっち
とどっち

4歳馬は成長期も経て馬の実力が乗って来る時期、好走できなければ今後の種牡馬にも影響するから頑張ってほしいんだけどなぁ。

レース展開や勝ち馬

今年の金鯱賞出走馬は以下の通りでした。

1シーズンリッチ
2ワイドエンペラー
3ドゥレッツア
4プログノーシス
5ブレイヴロッカー
6ヨーホーレイク
7ヤマニンサルバム
8バラジ
9ノッキングポイント
10アラタ
11エアサージュ
12ハヤヤッコ
13レッドジェネシス

以上13頭の出走。

古馬重賞勝利馬はプログノーシス、ヨーホーレイク、ヤマニンサルバム、ノッキングポイント、ハヤヤッコ。

メンバーとしてもGⅢレースでは勝つこともあるけれど、といったところで突出しているライバルはプログノーシスくらいです。

そんな金鯱賞はシーズンリッチ、エアサージュ、ヤマニンサルバム、ヨーホーレイクらが先頭集団となりレースを引っ張る展開、1,000m通過タイムは58.4とミドルペース判定ながらも少し早めの展開。

最終直線では長くいい脚を必要とされ内側から好位に抜け出したプログノーシスが2着ドゥレッツアに5馬身差をつけ圧勝の連覇となりました。

1着プログノーシス
2着ドゥレッツア
3着ヨーホーレイク
4着ハヤヤッコ
5着アラタ

プログノーシスが強かったそして若干ペースが早い中で内に入れながらも壁がない部分で一気に加速、鞍上川田騎手の見事な手綱さばきも見事というレースでした。

同じくドゥレッツアも途中までは内に入っていましたがプログノーシスが最内に入ったこともあり前が壁になってしまい結局外出しへ。上がり3Fは35.0でしたが5馬身つけられてしまいました。

噂ではドゥレッツアは今回たたきのレースということも耳にしましたので展開が上手く運べなかった時点で怪我のリスクも避けた形で無理させずメンツを保ったということかもしれません。

3着に入ったヨーホーレイクですが先団唯一残った馬です。このハイペースながら3着に入ったことは評価していいと思います。

4歳馬の今後について

今回のレースを経て安藤氏も少し厳しいコメントをしています。

安藤氏もポジション取りに言及しているものの、4歳馬のレベルには疑問を感じているようです。

同レースで走ったノッキングポイントやシーズンリッチも振るわない結果となってしまっています。

4歳牡馬が振るわないとなると巻き込まれてくるのが代表馬リバティアイランドをはじめとした同世代4歳牝馬たちです。

同世代の牡馬が弱かったから牝馬が強いといっても古馬を交えると圧倒的ではないか、という疑問も生まれ始めます。

リバティアイランドは古馬重賞レース、ジャパンカップでイクイノックスに敗れはしたもののドウデュースやスターズオンアースには先着2着となっているので実力はあるでしょう。

今後も4歳馬の割引傾向が続きそうですがトップ層が振るわなかったから皆ダメというわけではありません。当然4、5歳馬から頭角を現してくる馬もいるわけでこのあたりの馬はねらい目となるので混同しないようにしたいですね。

とどっち
とどっち

安藤氏からも4歳馬不安のコメントが来ちゃったかぁ。でもまだまだ頑張ってほしいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました