こんばんはとどっちです。
本日は重賞レースの後に時間が取れるのでレース結果を当ブログでも振り返っていき今後に生かしていきたいと思います。
レースの振り返りは大事だからね
2024年ヴィクトリアマイルレース結果
着順 | 枠 | 馬 番 | 馬名 | 性齢 | 負担 重量 | 騎手名 | タイム | 着差 | 推定上り | 単勝 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 9 | テンハッピーローズ | 牝6 | 56.0 | 津村 明秀 | 1:31.8 | 33.9 | 14 | ||
2 | 2 | フィアスプライド | 牝6 | 56.0 | C.ルメール | 1:32.0 | 1 1/4 | 34.9 | 4 | |
3 | 6 | マスクトディーヴァ | 牝4 | 56.0 | J.モレイラ | 1:32.0 | クビ | 34.1 | 1 | |
4 | 15 | ドゥアイズ | 牝4 | 56.0 | 鮫島 克駿 | 1:32.1 | クビ | 34.4 | 11 | |
5 | 11 | ルージュリナージュ | 牝5 | 56.0 | 横山 和生 | 1:32.2 | 1/2 | 33.6 | 13 | |
6 | 5 | ウンブライル | 牝4 | 56.0 | 川田 将雅 | 1:32.2 | アタマ | 34.6 | 3 | |
7 | 13 | モリアーナ | 牝4 | 56.0 | 横山 典弘 | 1:32.3 | 1/2 | 33.9 | 6 | |
8 | 10 | ナミュール | 牝5 | 56.0 | 武 豊 | 1:32.3 | クビ | 33.8 | 2 | |
9 | 3 | スタニングローズ | 牝5 | 56.0 | 西村 淳也 | 1:32.6 | 1 1/2 | 35.5 | 5 | |
10 | 8 | サウンドビバーチェ | 牝5 | 56.0 | 松山 弘平 | 1:32.7 | 3/4 | 35.2 | 12 | |
11 | 12 | キタウイング | 牝4 | 56.0 | 杉原 誠人 | 1:32.9 | 1 1/4 | 34.7 | 15 | |
12 | 14 | フィールシンパシー | 牝5 | 56.0 | 横山 琉人 | 1:33.0 | 1/2 | 36.1 | 10 | |
13 | 4 | コンクシェル | 牝4 | 56.0 | 岩田 望来 | 1:33.5 | 3 | 36.7 | 7 | |
14 | 1 | ライラック | 牝5 | 56.0 | 戸崎 圭太 | 1:33.7 | 1 1/2 | 35.8 | 9 | |
15 | 7 | ハーパー | 牝4 | 56.0 | 池添 謙一 | 1:33.9 | 1 1/2 | 35.7 | 8 |
以上がヴィクトリアマイルのレース結果です。
14番人気のテンハッピーローズが勝ち、人馬ともに初GⅠレース勝利となりました。
津村騎手は同期の川田騎手からも騎乗技術は同期の中で一番と太鼓判を押されてながらもGⅢレースまでしか勝てていませんでした。
馬質に恵まれず、穴人気馬で馬券内に入って来るのでよくお世話になっていました。
津村騎手初GⅠレース勝利おめでとうございます。
2着に4番人気馬フィアスプライド、3着に1番人気馬マスクトディーヴァが入って来るも他の入着馬は二桁人気馬とヴィクトリアマイルらしい荒れた結果でした。
とり上げていたハーパーやモリアーナは残念、マスクトディーヴァが3着に入ってきたのは複勝の軸としては合ってました。
ちなみに2頭目はフィアスプライドでしたのでそこから広く流していたら3連複とれたかもしれません。
どうしてこのような結果に結びついたのか自分なりに考察してみました。
ヴィクトリアマイルレース結果の要因を考える
逃げ・先行馬は苦戦差し馬が入着した理由
まずレース展開を振り返ってみると、ハナを切ったのは予定通りコンクシェルとフィールシンパシーの2頭でした。
フィールシンパシーは大外枠だったため様子を横山琉人騎手が様子を見るそぶりをしながらも岩田騎手に譲る形でした。
続いて内枠の西村騎手のスタニングローズ、ルメール騎手のフィアスプライドが続く形でレースが進んでいきました。
ここでハロンタイムを見てみましょう。
ハロンタイム | 12.2 – 10.5 – 11.1 – 11.6 – 11.4 – 11.6 – 11.7 – 11.7 |
---|---|
上り | 4F 46.4 – 3F 35.0 |
ペース的にはミドルペース判定ですが、若手騎手が先導したこともあってか若干早めのペース。
このペースが逃げ・先行馬にとってはツライ展開につながったと考えます。
現場からの様子を拾ったところ当日はゴールからは向かい風だったようです。逃げや先行した馬にとっては向かい風で前に進みづらく体力を余計に使う後ろからの馬に有利になったことが差し馬勝利につながったのでしょう。
データ的には逃げ・先行馬が差し馬よりも有利でしたが若手騎手による先導や天候の影響により差し馬有利になったと考えます。
そして人気薄の馬が入着した理由としては、各馬の同世代レベルの見誤りがあったと思います。
4歳馬が弱いと話題になっていますが、正確には4歳クラシック制覇組が早熟傾向にあり、他の馬はようやく馬体が整ってきて重賞レースでは活躍できる状態。
牝馬の世代レベル的には6歳>4歳≒5歳ぐらいなんじゃないかなと。
4歳世代が弱いと言われてますが、それはクラシック世代に限ったことでこれからは重賞レースでも軽視できないと踏んでいます。
ペースが早まり差し馬有利の展開となり実力的にはそこまで開いていないメンツなので上手くレースに乗れた順に入着していったのでしょう。
つづいて上位人気馬について触れていきます。
ナミュール
こちらは直前まで1番人気でしたが、パドック後マスクトディーヴァと人気が逆転最終的には2番人気でした。
私もTV前で見て感じたことは、大人しすぎるな今日ホントに走るのかなという印象でした。
海外帰りで疲れていたのかもしれないですしとにかくテンションが低かったです。
レーススタート前にマスクトディーヴァがゲート内で暴れたこともあってか、大きく出遅れてしまいました。マイル戦や短距離戦での出遅れはほぼ巻き返せませんので馬への負担を考えると結果は仕方のないことだと思います。
今後の状態に注目ですね。
マスクトディーヴァ
こちらはナミュールと正反対でテンション高め、スタート直前にゲートで暴れ心配でしたがスタートは切れました。
前半は中団に控えながらも外よりの位置取りでした。最終的にウンブライル・サウンドビバーチェ・ドゥアイズに前を塞がれる形となり急遽内へコース変更なんとか3着馬券内に持ってきました。
前が詰まってからのイン突きはモレイラ騎手流石の判断でした。内へ入ってからは加速していたのでもう少し距離があれば届いていた勢いでした。
GⅠといったグレードが高いレースではマークをかわせる騎手かどうか鞍上を見ておいた方がよさそうです。次回も引き続き人気するでしょうね。
今回の出走馬は牝馬戦で戦えそう牡馬混合戦では厳しい?
レース結果を見ていて感じたのは圧倒的に力量が開いている馬はいないかなと感じました。しいて言うならばマスクトディーヴァは少し末脚が鋭いか。
今回入着した馬はこれまでのレース結果を見ても今後も牡馬混合戦では厳しい印象を受けました。
逆に混合戦で大敗してから牝馬限定戦で人気が落ちていればオッズが高くなっておりお得な馬たちでしょう。
6歳馬はピークが過ぎてきますが牝馬戦で侮れない層が厚めの世代と今回のレースで感じました。
一方、4歳馬は牡馬含めてクラシック組以外を見ていく方がよさそうです。
来週はついにオークスです、牝馬GⅠレースが続きますね楽しみです。
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